オライリーの名著3冊を読んでみて

はじめに

ウルシステムズ株式会社様の「ITエンジニアを応援!【オライリー書籍プレゼント Twitterキャンペーン】」企画で、私の欲しいオライリーの本3冊をいただきました。
一通り読み終わったので、新鮮なうちに感想を残そうと思います。


www.ulsystems.co.jp
www.oreilly.co.jp

リーダブルコード

www.oreilly.co.jp
プログラミングをはじめたころは、「とりあえず動けば・・・!」という思いでコードを書くことが多かったです。
しかし他の方に見ていただくことが多くなったり、開発プロセスを意識することが多くなると、可読性などは避けて通れないと感じます。
新人エンジニアの必読書として、よく挙がる本ですが、比較的コンパクトな本の割に「うっ・・・」と思うことが多い内容でした。

テストがプロダクトの開発の邪魔になる。ーープロジェクトの一部にすぎないテストが、プロジェクト全体を支配している状況を目にしたことがある。テストが触れてはいけない神のようになっているのだ。プログラマたちは、貴重なエンジニアリングの時間を犠牲にしていると知りながら、ある種の儀式としてテストを行っているのである。
(リーダブルコード p196:Dustin Boswell、Trevor Foucher 著、角 征典 訳 より引用)

テストは大事と思いながら、プロダクトとのバランスは大事だと思うことがあります。
ポートフォリオを作りながら、「開発とテストどちらもやるの大変すぎる」と思っていました。
たまに読みかえして、反省する本かもしれません。

Real World HTTP 第2版

www.oreilly.co.jp
全部で500P弱ほどの、とても分量のある本です。
フロントエンドの学習をはじめたころ、WebやInternetの知識が全然足りないと感じることがありました。(今でもかもしれません)
ずっと欲しかった本で、ようやく手に入りました。ありがとうございます。
ところどころGoによる、サンプル実装コードがあり、説明と相まって理解を助けてくれます。
最後の方は、CDNだったりクラウド関連の話まで出てきますが、読んでいて「なんだかWebの歴史書みたいだな」と思いました。
今後もWebでわからないことがあったら、この歴史書に頼ることがあると思います。

Web API: The Good Parts

www.oreilly.co.jp
この本も、ずっと欲しかった本です。
最初APIについて調べていた頃、「まとまった知識がほしいな」と思うことがありました。
「GET、POST、PUT、DELETE」等のノウハウはネットで得ることはできると思います。
本書では、APIの設計やセキュリティについても触れられていて、「やっぱり読んでよかった」と思いました。
フロントエンドの実装をするときに、ローカルから外部APIを使う場合、結構CORエラーでハマったことが多かったです。
CORSについても、ある程度詳しく書いてあるのでかなり助かりました。
これからバックエンドの学習をする時こそ、この本に頼ることになる気がしています。

さいごに

コードをたくさん書いていると、こうしてたまに読書をする時間がありがたいなあと思うことがあります。
名著と呼ばれるような本は、ググるだけでは得られない知識をくださるような気がします。
今後の開発に役に立てていきたいと思います。
ウルシステムズ株式会社様とオライリー・ジャパン様に御礼を申し上げます。